「判断ができる選手になってほしい」
これは多くの指導者・保護者が抱く願いだと思います。
でも、判断力は“教えるもの”ではなく“育てるもの”。
今回は、実際に現在(2025年7月)行なっているトレーニングを紹介しながら、
どんな意図でメニューを構成しているのかを解説していきます。
【現在のトレーニング構成】
ウォーミングアップ
軽めのパス&ムーブやボールフィーリングなど、頭と体を整えるメニューでスタート。
ここのセッションではエンジョイ要素も入れながらメイントレーニングの導入となる動きなどを入れつつ、身体を温めます。
トレーニング①|2対1
テーマ:判断と駆け引き、ボールを失わない技術
- 基本ルール:2対1でゴールを狙う or パス8本成功でも勝利
- ポイント:
- 相手が食いついてくれば裏を突く
- 相手が裏をケアすればボールを動かす
- 味方の位置・動き・相手の狙いを感じ取る
🔍このトレーニングで育てたいのは「相手の逆を突く感覚」です。
トレーニング②|4対4(ゴール×2)
テーマ:2対1の応用/ボールを動かすことで相手を動かしスペースを作る
- ルール:6本パス成功でも1点,ゴールに入れても1点
- 狙い:
- 相手がプレッシャーに来なければパスを繋ぐ(→6本成功を狙う)
- 相手がプレッシャーをかけてくればゴール or 裏のスペースを狙う
- 駆け引きの中で正確なプレー(ポゼッション)
このメニューはただロンドをするのではなく、攻撃の選択肢としてのロンド。そこから相手を動かし、スペースを作り出し、そこを突くという感覚を育てます。
ゲーム形式(試合)
最後は自由な状況の中で、トレーニングで得た判断・駆け引きを実戦へ落とし込む。
【まとめ:判断力は“選択肢”と“経験”で育つ】
今回のように、2対1 → 4対4 → ゲームと“段階的に構造を持ったメニュー”を組むことで、
ただの技術練習では得られない「判断力」を育てることができます。
「どうすればいいか」を教えるのではなく、
「状況を自分で読み取り、それを打開する解決策を自分で考えられる選手」を育てる。
そんな想いで日々のトレーニングをデザインしています。